除夜の鐘の打ち始めの時間。いつから始まった?煩悩が108?

除夜の鐘

除夜の鐘の音って、ずっと継承されている昔の良き日本の風習ですよね。

今年と来年の境目にゴォ~ンと響き渡る厳かな音。

“ゆく年くる年”でもお馴染みのあの光景、身も心も洗われる思いがいたします。

でも近年、鐘の音も減ってきたような気が・・・。
気のせいかしら?

  

除夜の鐘の打ち始めの時間と終わる時間

除夜の鐘鳴らしたいですか?
打ち始めの時間は、お寺によってまちまちです。
早いところでは22:40頃から、遅いところでは23:45頃からつき始めるみたいですね。
割合としては23:30~23:45の間が多いようです。
で、0時をまわると最後に1回鐘をうって終了です。
無事新年の幕開けですね。
お寺に行かれる方は、事前に鐘の開始時間と、鐘をついてもいいか確認してください。

私も10年以上前のことですが、1度だけ鐘ついたことあるんですよ。
高校の同級生がお寺の子だったので、大晦日の夜にお寺へ行きました。
結構大きなお寺で、鐘をつく人の行列ができていました。

鐘をつく人の隣に立って補佐をしていたのが、友だちの弟です。
当時20過ぎくらいでお坊さんの恰好をしていた彼。
めちゃくちゃかっこよくて、数ヶ月間恋煩いをしておりました。
コホン、関係ないですね。

で当時、自分の番になって鐘をついたんですが、初めてのことで、弱々しいゴィ~ン・・という音でした。
その後講堂で、美味しいぜんざい・・・だったでしょうか。
頂きましたが、よく覚えてません。
ただ温かくて美味しいものを振る舞われて、帰ったことを覚えています。
ほとんど記憶がなくなりかけていますが、あのとき美味しいもの食べたよね、楽しかったよね~っていう懐かしさが胸にこみ上げてきます。
鐘をつくのもいいもんですよ。

ちなみにお包みは必要ありませんでした。

除夜の鐘はいつから始まった?

除夜とは除日(1年で最後の日)の夜のことをいいます。
そして除夜の鐘とは大晦日と年明けの間である0時前後に、寺院の梵鐘(ぼんしょう)をつくことを意味します。

除夜の鐘の歴史は中国の宋の時代に始まり、日本では鎌倉時代に禅寺で鐘をつくようになったのが始まりと言われています。
初めは毎日、朝と日暮れに108回ずつ鳴らしていたとか。

仏教が日本に伝わったのは飛鳥時代の552年。
もともと日本にあった神道とインドから伝来した仏教が融合された状態で、明治の前まで続いてきました。
それが明治維新により神仏分離を目的として、寺や仏像、仏具など破壊されてしまいます。
今残っている梵鐘はその破壊から免れた貴重なものなんです。

除夜の鐘 煩悩が108だからその数つくの?

除夜の鐘の回数は108って大体聞きますよね。

煩悩が108あるからってことで、世間一般では思われているようです。
煩悩は人の心を惑わせたり、苦しめたりする執着のようなもので、前年の罪業を消し執着を断ち切るという仏教の教えから、1つ鐘をうつ度に、煩悩を打ち消していくんだと。

貪(貪欲)・瞋(怒る)・癡(愚痴)・慢(傲慢)・疑(疑ってかかる)・悪見(偏った見方)の6種の煩悩があり、眼(見る)・耳(聞く)・鼻(嗅ぐ)・舌(味わう)・身(感じる)・意(思う)という人間の感覚6つを掛け算すると6×6=36
そしてそれぞれに過去・現在・未来があるということで、その3つを掛け算すると36×3=108
だから108回、鐘を打つ。

別の説では四苦八苦を表していて4×9=36 8×9=72
で合わせたら36+72=108。
だから108回、鐘を打つ。なるほど~。

またまた別の説では、1年の月の数の12と、二十四節気(にじゅうしせっき)という太陽の運行を元にした立春から大寒までの24の数と、七十二候(しちじゅうにこう)という二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間の72の数を全部足すと、12+24+72=108
だから108回、鐘を打つ。難しいわ!

いろんな説がありますが、108=たくさんという意味ですね。
大晦日のうちに鐘を107回ついて、で最後はこれからの1年間煩悩に惑わされないようにという願いを込めて、年明けの0時に1回だけ鐘をつくのが習わしです。
ちなみにお寺によっては200回以上鐘をつくところもあるようですが。

まとめ

ぜひ寺に行って鐘をついてもらいたいところですが、出不精なアナタにはこれ。
NHKの“ゆく年くる年”。
大晦日の23:45からご覧になって厳かな気分に浸ってもらいたいものです。

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