ランタンフェスティバル長崎の媽祖行列に行ってきた！混雑してたよ～！

長崎ランタンフェスティバル見所の1つである媽祖(まそ)行列に参加してきました。
“媽祖まそ”とは中国の宋時代に、
官吏の娘が幼い時から吉凶を占って海上の人を救ったり、16歳の頃に神通力を得て村人の病を治すなどの奇跡を起こした実在の人物。
亡くなった後、航海安全の女神となりました。　
中国、香港、台湾などアジアを中心に、現在でも信仰されている位の高い神様です。

江戸時代、長崎に入港した中国船は長崎滞在中、唐人屋敷での生活を義務付けられていました。
入港してから出港するまでの間、媽祖様のご神体を一旦船から降ろし、行列を組んで長崎市内の唐寺まで運びお祀りし、帰国の際には再び船に戻しました。

媽祖様のご神体を送り迎えする行列が、“媽祖行列”という再現されたお祭りとなり、毎年長崎ランタンフェスティバルの見所の1つとなり、盛り上がっています。

ランタンフェスティバル長崎の媽祖行列に行ってきた！

媽祖行列のイベントは長崎ランタンフェスティバル期間中に2回あるんですが、私が訪れた2月25日(日)はあいにくの雨でした。
行列が3時間ほどかけて市内を練り歩くお祭りなんですが、中華街隣の湊公園で行列の演舞を見ようと、この日30分前から椅子に座って待機していました。

長崎ランタンフェスティバル初日の点灯式も私行ったんですが、初日も雨！
媽祖行列の日も雨！！

「長崎は今日も雨だった～」
頭の中に音楽が流れます。長崎は雨が似合う街って司会者の方が言ってました。
いや、雨が似合う街は分かるけれども、長崎行く日が必ず雨ってさぁ…⤵
私もしかして雨女？

雨のため予定より10分くらい遅れて、媽祖行列が到着しました。

到着前って爆竹のすっごい音がするんですよね！
もうすぐ着くよ～ってお知らせしてくれてるんでしょうか？

行列が近づくにつれてすごい音です。
実際に見てみると、こんな箱の中で爆竹が鳴らされていました。
真横を通った時は、鼓膜破れるかと思った～。

音にびっくりしすぎて、身体がビクッ！！！ってなりましたからね。
ほらっ、写真の奥の女性耳塞いでるでしょ。

というか、この箱を引いて移動している男性二人の鼓膜が心配…。
大丈夫デスカー？

楽器隊でしょうか？？

舟も作りがアレ…ですが、ちゃんとあります。

100人以上の行列なんですって。
ボランティアで参加している人ももちろんいます。

媽祖の守護神“順風耳（じゅんぷうじ）”と“千里眼（せんりがん）”を演じているこの二人。
実は長崎青年協会の人たちらしいですよ～。↓

悪を払う役、直庫（テッコ）です。↓

1分以上、片足あげています。
身体がプルプルしないのはさすが！！

途中媽祖様に向かって、お参りするシーンがありました。
観客たちも皆一斉にお参りしています。

(私はこんな時でも、写真を撮るのか～)←後で反省！

長崎ランタンフェスティバルの混雑がすごい！

長崎ランタンフェスティバルはこの日、日曜ということもあってか、混雑がすごくて前に進めない。
雨ということもあったんでしょう。
中華街に入るとさらにひどい！
人が密集しすぎて前に進むのがつらい。
傘と傘がぶつかるんですよね。途中傘を閉じて歩きました。

午前10時頃は中華街も人が少なくお土産も買えたんですが、昼すぎるとあっという間に人、人、人～！！

↑10時頃。人もそんな多くない。

↑昼過ぎ。傘と人で埋め尽くされて、隙間がありません。

皆この雨の中、傘やカッパを着て媽祖行列の到着を今か今かと待っていましたよ。
今年2018年は媽祖行列が30周年ということで、観光客も例年より多いんだとか。

それにしても行列に参加した皆さん
雨の中3時間も街を練り歩いて、よく頑張って場を盛り上げてくれました。
長崎青年協会の人たちもずいぶん前から、練習を重ねてきたみたいですよ。

町の人たちの努力があって、長崎ランタンフェスティバルはここまで盛り上がっているんでしょうね。
中国のような異国の雰囲気を味わえて、すごく楽しいひと時を過ごすことができました。
晴れてたらもっとよかったのに～。

まとめ

媽祖行列のイベントは、長崎ランタンフェスティバル期間中に2回あります。
会場で演舞を見るもよし、通りで行列がゆっくり歩くのを観察するもよし。

異国の雰囲気を味わえるお祭り“まそ行列”を一度は見に行ってみてください！

長崎は食べ物も美味しいものがいっぱい！
海老のすり身を油で揚げたハトシやごま団子、小籠包など出店もたくさん出ています。
美味しいものを食べ歩きしながら、中国色の強いイベントを楽しんできてくださいね。