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壱岐の原の辻遺跡 一支国博物館ジオラマ 博多までフェリーの料金4日目⑪

壱岐は車で2時間もあれば、一周できます。

でも神社はたくさん、古墳もたくさん。

歴史が至る所に残っていて、壱岐を知り尽くすには1日どころでは足りません。
せめて3日くらいあれば・・・。

旅を終えての感想です。

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原の辻ガイダンスを出て、すぐ近くの原の辻遺跡(原の辻一支国王都復元公園)へ。
本当はここに駐車したまま、歩いて遺跡を見に行くのが正解なんですが、この時私は遺跡がある場所にも駐車場があると思い込んでいました。

車を走らせ遺跡に向かいますが、駐車場を探しているうちに、遺跡を通り越しちゃいました。

隣で母、怒り始めます。
「はよう、行って!!時間がない!」

今日昼前にフェリーに乗って帰るため、1秒でも長く観光したい様子・・・。
母としては、バタバタして時間を追われながら観光するより、昨日ゆっくりと見て回りたかったようで・・・。
昨日の怒り、復活です。

遺跡に着いてみると、駐車場がない!
仕方ない・・・、隣に車を横づけです。無断駐車。
入場は無料。
ここでも一番乗りで見学です。

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原の辻遺跡とは約2000年前の弥生時代に栄えた集落の事で、魏志倭人伝の中にも記されています。
場所まで特定された一支国(いきこく)の王都であり、その姿が復元された公園となっています。
国指定の特別史跡です。

集落の周囲は幾重にも溝で囲っていて、外敵や動物から身を守っていたようです。
王の館を筆頭に、周囲を見張る物見櫓(ものみやぐら)、兵士が寝泊まりする番小屋、外国使節団の家、通訳の家、集会所や長老の家、主祭殿、穀物倉などたくさんの復元された家があります。

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でもまだ発掘調査途中で、船着場の遺跡(東アジアでは最古の船着場と言われる)や人面石など新たなものがいろいろ見つかっています。
歴史の教科書が書き換わるかもしれませんね。

ちなみに数か所の建物の中に、鳥のフンがいっぱい落ちていました。
子育てはもう終わったようで、もぬけの殻。
鳥たちにとっては雨風をしのげる、いい建物だったんでしょうか。

急いで次の目的地、一支国博物館(いきこくはくぶつかん)へ。
多分順番としては、
①最初に博物館へ行き、原の辻遺跡の勉強をする。
②原の辻ガイダンスでビデオを見て、遺跡のパンフレットをもらう。
③最後に原の辻遺跡へ向かい、弥生時代に思いを馳せる。
が、正しいような気がします。

着いて思ったこと。
なんてまぁ~、建物が立派・・・。

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曲線の天然芝の屋根になっています。
この建築物はあの有名な故黒川紀章氏がデザインしたもの。

開館時間は午前8時45分~17時30分(最終入館17時まで)
休館日は毎週月曜日
一般 400円/高校生 300円/小中学生 200円

ここでもしまとく通貨が使えますが、私はもう使い切ってしまったので、現金払い。

中に入ると受付のお姉さんに、もうすぐ映像が始まるからと、ビューシアターに案内されます。
ワイドスクリーンに一支国の歴史や生活がドラマ仕立てで上映され、登場人物の女の子に感情移入してしまいます。

最後に原の辻遺跡がでてきて映像が終わると、スクリーンの幕が上がります。
そして目の前には、さっきまで映っていた原の辻遺跡が広がっている・・・。

わ~、すごい!!
この博物館は、原の辻遺跡を望む丘の上に建っているんですね。

博物館の中には一支国を再現した巨大ジオラマ(立体模型)と160体のミニチュア人形も展示されていて、よく見ると皆、個性があって表情豊か。

パネルにはう○ちしてるミニチュア人形の男の子が紹介されていて、“探してみてね”と書いてある。
さっそく160体の中から探してみます。
犬と一緒に映ったパネルだったので、簡単。
見つけた~。

皆さんもここに来たら、ぜひ探してみてくださいね。

そして1階入り口近くにあるミュージアムショップにて、自分へのお土産。
はにわのマスキングテープを買いました。

萌え~。

旅も終わりに近づき、レンタカーを返しに行きます。

レンタカーのおじさんに港まで送迎してもらい、芦辺港11:15発→博多港13:25着の九州郵船に乗り込みます。
片道1人2等席で1980円。
一番右の写真は2等指定席で1人2390円。

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あっという間の旅で、時間が足りませんでした。
でも中身がすごく濃い、思い出となる旅でした。

歴史を知れば知るほど、奥が深い対馬と壱岐。
また近いうちに、2つの島に足を踏み入れることとなるでしょう。

対馬と壱岐の旅行記はこれでおしまいです。
最後までつたない文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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