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びわの葉温灸は自宅でもできるやり方

皆さんたまにマッサージ行きたくなりません??

お店だと、予約した時間に行くという制限もあるので、
自宅で好きなときに、身体をリラックスさせる方法があります。

聞いたことあるでしょうか?
びわの葉温灸。

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びわの葉温灸は自宅でもできる

調べてみると“びわ”は、鎮痛作用や殺菌作用、身体の不調に対して使われてるようですね。

びわの葉温灸は指圧の効果と、びわの葉の成分を身体に浸透させることを目的とされています。

温熱で血流も良くなるので、肩こりや腰痛に使われていますが、
私の中では温灸の熱によって、リラックスできて、疲れがとれる感じがしたのが一番大きかったです。

あとは湿疹などの痒いところに押し当てると、すーっと楽になりました。

ただお店に行く面倒がないぶん、自分でやるか家族の誰かにやってもらわないといけません。

びわの葉温灸のやり方

準備するもの

びわの葉温灸太棒もぐさセット 
びわの葉1枚(なければびわの葉エキスでもできます)

びわの葉温灸太棒もぐさセットはネットで大体12,000円くらいで売ってるので、初めての方はこちらを購入されると楽かもしれません。

太棒もぐさ8本、温灸布2枚、温灸紙16枚、消煙キャップ2個、もぐさ台、ローソク立て、使い方の説明書が入ってます。

もぐさ台や消煙キャップは便利です。

びわの葉っぱは大体15~30枚で1000円前後で売ってることが多いようです。
できれば無農薬を選びたいですね。

いっそ庭がある方は、びわの木を植えてみましょう。
果実も食べられて、種もエキスとして使えるので無駄がありません。

緑の濃い、分厚い葉っぱ、歳とってそうな固くてごわごわした葉っぱを選びます。

温灸の前準備

水に数分浸して、たわしで洗います。
葉っぱの裏には排気ガスなどの大気中の有害な物質がくっついているので、私はよく洗ってました。

水分を拭き取り、葉っぱが湿っている状態で温灸します。

面倒な方は葉っぱを使用せず、びわの葉エキスを購入して、温灸布に含ませて使用する方法が長期保存もできるし、楽です。

びわの葉エキスは市販で購入すると大体値段が200ccで2,000円前後。

私はびわの葉っぱの上に、びわの葉エキスを含ませた布のダブル使いで、じいちゃんに温灸やってあげてました。

それ以外に準備するものとしては、私はブレンディのコーヒーの空き瓶を、その都度灰落としに使ってました。(やってる途中で灰が落ちてくるのです。あちぃっ)

ちなみに温灸紙で棒灸がちょうど入るくらいのを作って、そこに棒灸を入れて押し当てると、灰もこぼれにくくなります。
灰は結構でるので箱は作った方がいいです。

棒灸が短くなると熱くて手で持つのが大変なので、太棒もぐさプラスという鉛筆キャップみたいな商品が2,000円くらいで売ってます。
長く温灸をやっていかれるつもりの方は購入されると、最後まで使えます。

棒灸は毎日1時間される方だと10日間で2本くらい、毎日20分される方だと2週間で2本くらいと、いろんな意見がありますが、
私個人では毎日20,30分と時間もばらばらで、2本で2週間くらいもったような気がします。

最初から棒灸の火が強くて煙もくもくだと、その分もぐさが減ってしまいます。

私の場合はガスコンロの弱火で棒灸を回しながら、ちょっと火がついた時点で、もぐさ台に5~8分ほどしばらく置いて熱くなってから使うのが、いい感じでした。

温灸の方法

びわの葉っぱの光沢のある面を直接身体にあてます。

その上に厚みのある綿の布、そしてさらにその上に折りたたんだ紙を置き、棒灸に火をつけて指圧します。

やり方は肝臓、腎臓、背中、お腹、手足のツボの順番で進めていきます。

肝臓は食べたものを分解して栄養にしてくれます。また添加物や有害物質、毒素、老廃物を取り除いてくれます。

腎臓は血液をきれいにして、老廃物や余分な水は尿として出す、ろ過の役割があります。
赤血球を作ったり(貧血の方は腎臓が弱ってる可能性があります)、カルシウムの吸収もよくしてくれます。
血圧の調整もやってくれています。

首、また背骨の両側にはツボが集中しています。

おへそのまわりにもツボがあります。おへその下の丹田も重要です。
のの字を書くように押し当ててください。便秘の方はやりましょう。

肘から下、膝から下にツボは多いです。

時間は大体15~40分程度で、私はその時の体調や時間の許す範囲でやってました。

温灸のポイント

指圧しているときは息を吐き出し、指圧が終わったら息を吸うこと。
できれば腹式呼吸のように深く息を吐き、深く吸うのを繰り返すのがコツです。

何度か押し当てると葉っぱに焦げ目がつくので、成分がまんべんなく行きわたるよう葉っぱの位置をずらしながら温灸します。
1枚で全身使えます。

棒灸は続けて押し当てると火力が弱まり、温度が下がってしまうので、勿体ないですが2本同時に火をつけて交互に使います。

温度が低い時は灰を落として時間を空けると、また熱くなります。

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温灸を自分でやる場合

やってくれる人がいればいいんですが、自分でやる場合は背中は届きません。
その場合は壁と自分の背中の間に、棒灸を突っ張り棒のように真っすぐ挟み込んで、壁に体重を預けます。
灰を落とさないよう、棒灸を葉っぱで両側から包むような感じで持つと安定感があります。

温灸のデメリット

棒灸は煙がでるので、閉め切った部屋や狭い部屋はすぐ煙でいっぱいになります。
煙たくて苦しくなります。

窓を開けたり、換気扇を回したり、空気清浄機を使いましょう。

どうしても煙が苦手な方は電気の温灸器もあるみたいなので、そっちで試すのもいいかもしれません。
お値段は安くても4万円からあるみたいですね。高っ!!

注意事項

・火傷に注意!

・目の周りや唇は避けます。

・満腹時を避け、空腹時に行う。

・やる前とやった後排尿する。

・入浴後すぐは避ける。

・温灸布や紙が燃えてないか、床に火の粉が飛んでないか気をつける。
(紙を何度も使いまわすと、紙がじんわり燃えてることが何回かありました)

うちでは火の粉が飛んで、畳が何か所か焦げてます。汚れていい敷物があると安心です。

まとめ

慣れるまでは時間がかかってましたが、慣れたら準備・片付けも早く終わるので、面倒はそこまでなかったです。

何よりもやっているときの癒し・リラックス効果が高いので、できれば家族に、パートナーにやってもらう方が効果倍増です。

冬場は特に冷え性の方におすすめです。
冷たい足に温灸を当てた時のじんわり、その後熱くなる過程の感覚がたまりません!

最近不調だな、何か改善策ないかなと思う方は、一度試してみてください。

身体にやさしい自然のパワーがもらえますよ。

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