壱岐は小さい頃、家族で毎年のようにキャンプに行っていたらしいんですが、ほとんど覚えてません。
私の中の記憶は、海で泳ぐために丘を駆け下りたこと、母親が飯ごうでご飯炊いてたこと、テントで家族5人で寝たことぐらいです。
観光も猿岩を見たくらいで、あとは海の近くにテント張って、ひたすら泳いでいたようです。
私今、全く泳げませんけどネ。
そんな訳で、今回はちゃんと観光して壱岐を知り尽くすぞー!!って思いながら旅の計画を立てました。
観光案内所でしまとく通貨を購入している間、レンタカーを持ってきてくれたお兄さんを外で待たせていました。ゴメンネ。
まず向かうは月讀神社(つきよみじんじゃ)。着いたのは11:40。
亡くなった伊邪那美命(いざなみのみこと)に会うために、黄泉の国に行った伊邪那岐命(いざなぎのみこと)。
変わり果てたイザナミの姿に驚き、黄泉の国から逃げ帰ってきます。
その時に身体を穢(けが)してしまったといって禊(みそぎ)をし、右の目を洗った時に生まれたのが月讀命(つくよみのみこと)とされています。
夜をつかさどる神として、全国の月讀神社の中で日本最古といわれ、元宮になっています。
社務所には神職がいらっしゃいます。
対馬では社務所に人がいるのを見かけたことがなかったので、びっくりしました。
そして右手に行くと、もう一人いらっしゃいます。
注連縄(しめなわ)でしょうか・・・。外で作っておられるようです。
社務所の窓口に面白いものが貼ってありました。
「18歳と81歳の違い」
・道路を暴走するのが18歳、逆走するのが81歳
・心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳
・偏差値が気になるのが18歳、血糖値が気になるのが81歳
・受験戦争を戦っているのが18歳、アメリカと戦ったのが81歳
・恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳
・まだ何も知らないのが18歳、もう何も覚えていないのが81歳
・東京オリンピックに出たいのが18歳、東京オリンピックまで生きたいのが81歳
・ 自分探しに出るのが18歳、徘徊してみんなが探しているのが81歳
・「嵐」というと松本潤を思い出すのが18歳、鞍馬天狗の嵐寛寿郎を思い出すのが81歳
・社会に旅立つのが18歳、あの世に旅立つのが81歳
・ドキドキが止まらないのが18歳、動悸が止まらないのが81歳
・早く「二十歳」になりたいと思うのが18歳、出来る事なら「二十歳」に戻りたいと思うのが81歳
・恋で胸を詰まらせるのが18歳、餅で喉を詰まらせるのが81歳
久しぶりに笑いました。
コホン、次に向かいます。
住吉神社に向かう途中、カジヤバ古墳の看板が。
気になったので車を停めて中を覗いてみました。
道路工事で北側に5mずらされたよう・・・。
6世紀後半の円墳と言われています。
ここはのどかですね~。
車に戻り住吉神社へ。12時をまわっていました。
境内が広い。よく整備されている感じがします。
1本の幹から二手に分かれている夫婦クスノキがあり、男性は左回り、女性は右回りに回ると、縁結びのご利益があるそうです。
そろそろお腹が空いてきました。
絶対に行くと決めていたほらほげ食堂へ。
途中、日本のモンサンミッシェルと言われるあの有名な小島神社が見えました。
ここは海の中。岸から150m離れており、干潮になると海が割れて道ができるんです。
モーゼの十戒みたいですね。
車を降りて確認してみます。
やった!!道ができてる。
渡るなら今だ!!
ここは島自体神域とされています。
神社の入り口は、島の反対側。
島をぐるっと時計の針が12時を指すところまで反時計回りに歩きます。
島の反対側に行くと灯籠があるので、その横にある小道を上に登っていきます。
海に囲まれた神社・・・神秘的です。
参道が無くなる前に急いでお参りします。
いやもうほんとに腹が減りました。
朝食が7時。この時13:30前です。
ほらほげ食堂はもうすぐ。
到着後いそいそと店内へ。
頼んだのはもちろん生ウニぶっかけ定食。2700円。
ウニは壱岐の名物です。
お刺身もちょこっとついてます。
あとお吸い物と揚げ出し豆腐みたいなもの、小鉢、漬け物。
ウニ大好き!!
甘くておいし~。
口の中でウニがとろけます。
醤油がついてますが、かけたくない。
ウニそのものの味を楽しみます。(後でちゃんとかけましたがね)
ぺろりと完食です。
ウニもっと食べたい・・・。
ここのお店はしまとく通貨が使えました。
母と二人で4900円だったので、4500円のしまとく通貨を払い、残りは400円の現金で支払います。
しまとく通貨を使うときは、携帯の画面に利用する金額を表示させます。
そこにお店のお姉さんが画面に直接、電子スタンプをポンッ!
画面にスタンプ押された絵が表示されました。
面白いですねぇ。
そしてチャージ額から4500円減ってます。
すぐに4500円利用しましたよっていうメールが。
分かりやすいですね。
もう14時まわってます。
お店を後にし、近くにあるほらほげ地蔵へ。
なんか皆、水筒のカバーみたいなものを首にぶら下げてました。何だろう・・・?
お腹に穴がほげていて、そこにお供え物を入れるようです。
穴ちゃんとほげてました。
潮の満ち引きで全身が見えたり、海水に浸かったりするようです。
見てて微笑ましいお地蔵さんたちでした。
次は壱岐島の男嶽神社 風土記の丘と古墳 鬼の足跡へ 3日目⑨です。
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