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壱岐島の男嶽神社 風土記の丘と古墳 鬼の足跡へ 3日目⑨

壱岐の街並みは、対馬と比べて若干開けている感じがします。
対馬の厳原町は、もちろん開けていますよ。

壱岐は全体的に道が整備されていて、なだらかな丘に畑があり、近くには海が見え、自然ののどかな景色を楽しめます。
遺跡も博物館もお店も、さあいらっしゃいとでもいうように、ウエルカムなのどかな道が続きます。

対馬の厳原町はいったん幹線道路を外れると、車1台すれすれ通るくらいの道幅です。
厳原町から離れるほど険しい山道になり、車のすれ違いが困難な細い道が続いている感じです。
目的地にたどり着くまでに、若干神経を使います。

おいでおいで~な親しみやすい壱岐と、私を見たかったら頑張って来なさいというような対馬。
それぞれ土地の性格が違うようです。

気軽に周れる離島・壱岐と、険しい山が立ちはだかる国境の島対馬。

・・・私の勝手な偏見ですけどね。

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ほらほげ地蔵を後にし、次に向かうは男嶽神社(おんだけじんじゃ)

駐車場までの坂道がちょっと急斜面です。

ここは神猿田彦命(サルタヒコノミコト)を祭神としています。
道開きの神と言われ、祭りの神輿の先導役も担っています。

アマテラスが天岩戸に隠れて世界が真っ暗になった時、桶を逆さにした台の上で踊った芸能の神アメノウズメと一緒になった神様ですよ。

男嶽神社の目の前の山には女嶽神社(めだけじんじゃ)もあり、そこにアメノウズメが祀られていて、対になっています。

山のてっぺんにあり見晴らしもいいです。

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境内に入ると、建物の工事をしている方を一人見かけました。
その後男性が1人、参拝にきてました。

あらっ、お猿さんもいっぱいですね。230体を超えるそうです。

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社殿でお参りをし、右の細い道を入ると稲荷神社につながる道。
森林の中に道があり、空気がひんやりしていてどことなく暗い。ところどころにお猿さんが見張るように鎮座している。

静かです。なんだか違う世界に迷い込みそう・・・。
途中怖くなって、稲荷神社まで行くことなく引き返しました。

鳥居まで戻ってくると、母が怒っています。
「はよう、うちが行きたかとこに連れてって~!!」

母は神社など1mmも興味がないのです。
これまでは無言で神社巡りも付き合ってきてくれました。

ここにきてとうとう堪忍袋の緒が切れたようです。

母としては壱岐に着いたら、一支国博物館や原の辻遺跡にどうしても行きたかった様子・・・。

でもこの2つは明日の予定に組み込まれているので、今日は行きません。

「うちは神社じゃなくて、歴史ば見たかと!!」
そうですか、じゃあ行きましょう。

本当は向かい側の山の女嶽神社に行く予定でしたが、諦めました。

次に向かったのは風土記の丘(ふどきのおか)

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入場料大人1人100円/中学生以下1人50円。
開館時間は9時から17時まで。(入館は16:30までに)
毎週月曜が休みです。

着いたのは15:40。

ものすごく睡魔が襲ってきます。
駐車場に着き、車の中で20分寝ました。

目が覚めすっきりした後、館内に入ります。

ここは江戸時代中期の壱岐にあった民家を復元し、展示しています。
オモヤ(本家、家族が普段生活する場所)を取り囲むようにインキョ(子どもにオモヤを譲った親が住む場所)、ホンマヤ(農作業に使う道具や穀物を保管しておく場所)、ウシノマヤ(牛舎)が復元されています。

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また昭和期まで壱岐で使われていた生活用具・農耕具が展示されています。

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農耕具やそろばんを見て
「お母さんが小さか頃はこれあったよ。これもあった!懐かしか~」
と隣で母がずっとしゃべっています。

たいそう夢中になっている様子・・・。
機嫌は直ったかにゃ。

帰り際、受付の女性がとても親切に古墳の説明をしてくださいました。

隣には掛木古墳があります。
6世紀後半から7世紀前半築造の円墳です。

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天井がかなり低いです。
気をつけて中に入らないと、頭をぶつけそう。
受付の女性も頭をぶつけないか心配して、ここまでついてきてくれました。

近くの百合畑古墳群(ゆりはたこふんぐん)にも行きました。

この後はあまごころ壱場でお土産を買う予定です。
18時で閉まってしまいます。
もう17時をまわっている・・・。
早く行かねば!

間に合いました~。
ここでもかすまきを買い、ウニの瓶詰やご飯のおかずになるようなものを買います。

ウニの瓶詰がたくさん種類があり、ちゃっかり全種類試食しました~。
もうちょっとスプーンが大きいと食べごたえがあるんですが・・・。

ここでもしまとく通貨が使えました。
ラッキー。

だいぶ日が傾いてきましたが、今日のお宿に行く前にもう一つ観光しておきたい。
向かうは鬼の足跡

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観光地として有名で、見たら写真通りの景色があるんでしょっていう感じで期待もしていませんでした。

来てみたらびっくり!

断崖絶壁で広大な草原が広がっています。

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波が侵食してできたぽっかりとした穴が、近くで見ると途方もない大きさです。

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誰もいなかったので、日も暮れる中走り回りました。
時間がなかったんです。
端から端までダッシュで見てまわりました。

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天然の芝生に覆われた草原は、とても気持ちが良いものでした。

次は壱岐の錦浜海水浴場の宿乙島荘 原の辻ガイダンスへ3~4日目⑩です。

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