記事内に広告を含みます。

司馬遼太郎街道をゆく 対馬からフェリーで壱岐 しまとく通貨購入3日目⑦

今回旅してきて、対馬の人となりというものを意識して見てきました。

司馬遼太郎先生は1977年に、ここ対馬を訪れています。
“街道をゆく”の中でタクシーの運転手を取り上げ、壱岐は物柔らかであったのに対し、対馬は運転が荒く、行き先を告げても返事がなかったと。
対馬の運転手の無愛想と暴走は名物らしく、その点から壱岐と対馬の違いを昔にさかのぼって書いておられます。

水田農村である壱岐は、勤勉であればある程度、生活が成り立っていたこと。
あとは共同体での付き合いに多くの時間と神経を使うため、礼儀作法が重要視されていったこと。

漁村文化の対馬は、波の上で魚を釣るという命がけの仕事で、敬語など使いあってはいられなかったこと。
礼節があるからと魚が寄って来たり、獲れたりするわけではないので、そういった文化が当時の運転手に影響を与えているかもしれないこと。

初日にタクシーを利用しましたが、上記のような経験はしませんでした。
なんの問題もなく、雨の中送ってくださいました。

基本的にどこに行っても、丁寧な物腰で笑顔で接していただいた印象が強いです。
ただなんとなく感じたのは、個人で商売されてる方はあまり商売熱心ではないかなと・・・。

旅行の計画を立てていた時のことなんですが、とある民宿に予約の電話をしました。
会議中で忙しいと言われたので、その後時間を置いて何度か連絡しましたが、結局電話に出られず・・・。
結局別の宿に決めました。

お店で物を買うときも、営業されることもなく対馬の話をしてくださり、それが自然体でちょうどよかったです。

全体的に振り返ってみると、素朴でのんびり。穏やかで親切な対馬の人たち。
そして笑顔で接してくれました。

素晴らしい時間を過ごすことができ、絶対また来ようと誓いました。

スポンサーリンク

朝6時過ぎに起きて、身支度を整えます。
今日は朝から壱岐行きのフェリーに乗るため、その前にレンタカーのガソリンを満タンにして返さねばなりません。

朝7時に朝食です。
味噌汁、ご飯に干物。あと目玉焼きに漬け物。
朝食の量は普通です。朝はこれで十分。

とか言いながらご飯3杯もおかわりしました。
だって魚が美味い!米も美味しい!

最後にセルフで置いてあったコーヒーをいただきました。
やっぱり朝はコーヒーだよね。

さあ、急いで港に向かわねば。

宿から港までは25分ほどかかります。
7時50分頃民宿くろいわをチェックアウトし、ガソリンを入れ厳原港に向かいます。
8:30に港で無事レンタカーを返し、九州郵船の厳原港8:50発→壱岐の芦辺港11:05着の便に乗り込みます。片道1人2等席で1920円です。

sdr

スポンサーリンク

dav

フェリーの甲板に出て、椅子に座り外の景色を楽しみます。

dav

出港して1時間も経たないうちに酔ってきました。

2時間くらいなら薬なくても平気だよねって軽く思ってましたが、甘かったです。
うぅ、気持ち悪い・・・。

急いで中に入り、薬を飲み、パーカーのフードを被って雑魚寝します。

壱岐に到着する頃には、だいぶ落ち着いてきました。

 

壱岐に着いたらまずやること。
港の1階の観光案内所に行き、しまとく通貨の購入です。(対馬では今年使えませんでした)
これは1セット5000円の販売額で、6000円分利用できるものです。
お1人様上限が6セットまでとなっており、1セット買えば1000円オトク、6セット買えば6000円オトクになります。

期間限定で、毎年利用できる時期が違うのですが、大体10月頃から3月頃にかけて販売されているようですね。
冬は観光客が少なくなるからかな・・・。

 

まず始めに、インターネットに接続可能なガラケーかスマートフォンが必要です。
①携帯で“しまとく通貨購入申込みページ”の画面を開き、メールアドレスを入力し、送信します。

②メールが返ってくるので、そこに書かれたURLにアクセスします。

③購入セット数・名前・生年月日・郵便番号を入力すると申込コードが発行されます。
申込コードは72時間を過ぎると無効になります。

④販売所に申込コードと身分証明書を一緒に提示します。

⑤“しまとく通貨ウォレット発行証”(←オレンジ色のA4サイズの紙でした)をくれます。
ウォレットIDとアクセスキーの番号が書かれています。

⑥販売所でお金をチャージすることもできますし(現金しか受け付けてくれません)、後からクレジットカードでチャージもできます。

私は観光案内所で現金5000円を支払いました。スマホの画面を見ると6000円分チャージされています。
(その後クレジットカードで15000円チャージしました)

ここで注意!!
・お店でしまとく通貨を使うときは、その都度アクセスキーを携帯の画面に入力しないといけないので、 “しまとく通貨ウォレット発行証”は最後まで持っててください。
・500円単位で利用することができ、便利です。この時、お釣りも払い戻しもないので気をつけて。

購入した日から14日間で有効期限が切れるので、その間に使い切らないとお金の無駄になります。
使う分だけ購入するようにしてくださいね。

次は壱岐の小島神社の干潮 月読神社と住吉神社 はらほげ地蔵へ3日目⑧です。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA